夜行便で三原山に登山!【島島きっぷ】【初心者もオススメのモデルコース紹介!】(大島2)

この記事で示すバスの時間は撮影当時のものです。ご旅行の際には最新の情報をお確かめください

 夜行便に乗ると大島の岡田港に6時(夏は5時)に着きます。岡田港は島の中心ではないので正直、朝から時間を潰せるような場所はないと思います。なので、バスに乗るのがおすすめです。バスは元町港行き、大島温泉ホテル行き、陸上競技場行きの三方面がありますが、これらのバスは全て臨時便です。お客さんがある程度乗り次第見切り発車するので、乗り遅れないように気を付けましょう

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ちなみに伊豆諸島のナンバーは「品川」

 私はこの時は「三原山に登りたい」ということ以外決めてなかったので、取り敢えず島の中心地の元町に行くことにしました。三原山に早く登りたいという方は大島温泉ホテル行きに乗るのも良いと思います。

 この日は6時10分には出発しました。乗客はそれほど乗っていませんでした(船からは結構降りていたので、多分レンタカーを借りる人も多いんだと思います)。元町港までは20分ほど。運賃は370円ですが、三原山に行く場合は一日乗車券(2050円)を買った方がお得です!下車時に運転手さんに言って購入します。

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 こちらが元町港です。砂利や貨物船が停泊していました。元町港のターミナルで「伊豆大島ジオパークMAP」というものも入手します。三原山に登るときに持っておいたほうが安心です。そしてそれらをもとに海辺で計画を立てます。ついでに朝ご飯も。(出港前に買っておきました)。

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利島に向かうさるびあ丸

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長根と呼ばれる、溶岩流の先端部

 多少寒いですが、耐えられます。私は海辺でゆっくりしていましたが、近くに「御神火温泉」という温泉施設があり、ここは夜行便の利用者のために早朝からやっているので、そこでひとっぷろもアリです。

 ご飯を食べながら旅程を、、、島内の移動は車かバス(近距離なら自転車)です。そして最も重要なのはその日の入港地です。バスの行き先や時刻が変わるので必ずチェックしましょう!当日の朝7時頃に決まります。今日は岡田港になったのでそれをもとにして三原山と大島公園に行くことにしました。

 三原山行きのバスは8時半に出発し、25分で山頂口まで連れて行ってくれます。結構急な登り坂なのでありがたいです。途中には自動の観光案内もあります。ちなみに普通に運賃を払うと900円かかります。

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山頂口から望む元町港

 8時55分に着き、大島温泉ホテルを11時52分に出発するバスに乗るのを目標にします。約3時間のコースです。この先、かかった時間も書きますがあくまで目安です。

 

 山頂口のバス停から見える三原山がこちらです。

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 三原山は噴火によって外輪山と内輪山ができました。山頂口のバス停は外輪山の峰にあるような感じです。なので写真からも分かりますが、内輪山の山頂には一回降りてからまた登らなければいけません(これが結構大変)。

 それでは早速行きましょう!この山頂口バス停から歩ける道は遊歩道として舗装されているので歩きやすいです。登山という感じでは全然ないので、初めての人も気軽に行けると思います。また、服装に関しても今回私が歩いたコースくらいなら普段の格好でも問題ないと思います。ただ登る前に飲料は確保しておきましょう!歩いているとこんなものが。

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 これは退避壕と言い、三原山の登山道にはいくつかあります。これまでの写真から三原山が黒っぽいのが分かると思いますが、これらは溶岩流、溶岩の塊です。ご存知の方も多いかもしれませんが、三原山は活火山であり、100年に1度程度で大噴火を起こしています。直近では1986年の噴火です。はじめは観光客が物珍しさに訪れていましたが、1週間後には大噴火を起こしました。それは外輪山外の噴火でもあったため、溶岩流が元町の民家の数百メートルのところまで迫りました。また山の反対側にも割れ目が確認されたため、大島町は「全島避難」を決定しました。その際、東海汽船は自主判断で所有船のすべてを大島に向かわせ、その後海上保安庁の巡視船や、南極に向けて出発したばかりの南極船しらせも救援にあたったそうです。避難指示の翌日には全島民・観光客約1万3000人の避難が完了しました。その1か月後には避難指示が解除され帰還しましたが、火口周辺の立ち入りが解除されたのは1996年のことです。

 現在では計測器があり火山活動が観測されているので、それほど心配しなくても大丈夫です。しかし万が一の時には退避壕に入りましょう。ちなみに上の写真は1986年の”内輪山”の噴火による溶岩流の先端だそうです。

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 そして内輪山に近づくと、このように結構急な登り坂になります。そしてバス停から30分くらいで着くところにあるのが三原神社です。この三原神社は1986年の噴火の時にも被災しなかったことから大島七不思議に数えられています。

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何かに見える?

 そして三原神社のすぐ近くには上のような溶岩の塊があります。何に見えますか?ゴジラに見えませんか?これも噴火が作り出した偶然の産物です。ここから火口見学道(舗装道)に入ります。

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 これが火口です。すごく深いことが分かりますよね。この部分から見るのが一番迫力があると思います。ここまでバス停から45分ほどです。この先のルートですが、この火口を見下ろしながら周囲を巡れる”お鉢巡りコース”があるのですが、一周しても火口の底は見えないので今回は途中まで行くことにしました。

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  ここからは大島より南の島々が望めるのでおすすめです。これを見たら引き返します。途中まではお鉢巡りコースですが、途中から「温泉ホテルコース」に入ります。その分岐点から見た景色がこちら。

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 火山活動している様子がよくわかりますね。温泉ホテルコースに入ると下り坂になります。この分岐点までトータルで1時間10分かかりました。

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遠くには伊豆半島、富士山が望める

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見る場所によって山の形が変わる

 ちなみに写真のように温泉ホテルコースは未舗装で、溶岩の形がバラバラなので多少歩きにくいです。これを登るのは大変かもしれないので、逆ルートで行かれる方は注意してください。そしてある程度下って少しそれるとにこんなとこに着きます。

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 裏砂漠と言われる場所で、日本で唯一の砂漠(島内に表砂漠はある)です。地図⑤の場所は裏砂漠の突端の部分ですが、もっと奥に行けばさらに雄大は景色が見えると思います。今回はそこまでの時間はないので行けません。ここまでで1時間45分

 来た道を戻り、あとは一直線で大島温泉ホテルまで行きます。この直線道は面白くて、内輪山側は溶岩が残っているため植物もあまり生えていませんが、外輪山側(ホテル側)に行くにつれて植物が再生されているのです。

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樹海のような光景

 いずれ外輪山側も次第に植物が再生されると思いますが、植物の再生の様子を見ることができるとても面白い道です。

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 そして温泉ホテルに到着!ここまで2時間20分ほどでした。今回は入りませんが、温泉ホテルでは日帰り入浴ができるので、時間があれば入るのをお勧めします。露天風呂からの眺望がとても良いです。

 この後は予定していたバスに乗り、入港地岡田港に行き、お昼ご飯を食べますがその様子は次の記事でお伝えしたいと思います。お楽しみに!

 

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