はやぶさしかない?【東北新幹線について】

 東北新幹線は東京から新青森までの区間で、そこから先、新函館北斗駅まで北海道新幹線に直通しています。東海道新幹線などとは違い、歴史は浅く、2000年代になっても延伸開業が続いています。さらに北海道新幹線2045年を目標に札幌延伸が予定されています。

 運行される種類ははやぶさ、はやて、やまびこ、なすの、それに山形新幹線秋田新幹線を加えてつばさとこまちがあります。今回はそれらを紹介したいと思います。なお、定期列車のパターンを基本的に紹介します。

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1.はやぶさ

  東北新幹線内の最速達列車であることはもちろんですが、日本の新幹線の最速達列車と言っても良いかもしれません。東北新幹線では320km運転が実施されています。

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 はやぶさ号で使用される車両はE5系です。最速達列車は上の停車駅でも分かるようにほとんど止まりません。最速4時間29分で結びます。その中で、47号は東京→仙台、2号は仙台→東京、4号は盛岡→東京、6号は新青森→東京の区間での運転です。その他の列車としては盛岡発着のはやぶさ号は仙台ー盛岡間で各駅に止まります。またそれ以外のはやぶさ号は基本的には仙台ー盛岡間は全通過で盛岡ー新函館北斗の間で適当に止まるという形です。それに加えて19号は一ノ関に8号は北上、一ノ関、古川にさらに止まります。はやぶさ号95、96号は仙台ー新函館北斗の運転です。

 はやぶさ号は一番早い列車ですし、E5系ですので快適です。盛岡以北を目的地にする場合はこれしかないです。しかし、はやぶさ号は全て指定席(座席指定料金がかかる)なうえ、他の種別より少し加算された料金もかかるので、仙台まででそれほど急がないのであればやまびこ号を利用することをオススメします。ただ最近はJR東日本のサービス「えきねっとトクだ値」という割引きっぷも発売されているので、それを利用することが最も良い選択肢だと思います。

2.はやて

 東北新幹線新青森開通までは最速達列車として君臨しており、東京ー八戸の運転もありましたが、はやぶさ号が設定されて以降は、ほとんど影がなくなりました。定期列車としては東京駅ではその列車名を見ることが出来ません。

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 ご覧いただいているように東北・北海道新幹線の末端部分のみの運転になっています。臨時列車では東京発も設定されたことがありますが、はやぶさとの違いがそれほどないため、存在意義があまりありません。一応東京発の場合、E5系で運転される臨時列車ははやぶさとなり、E2系で運転される臨時列車がはやて号になります。しかし、現在定期列車として運転されているはやて号はE5系ですので、もはや列車名が消滅するのも時間の問題かと思います。

3.やまびこ

 東北新幹線の準速達列車という立ち位置で良いかと思います。

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 やまびこ号はご覧のように、停車パターンが決まっています。東京ー盛岡のやまびこ号のうち、50号のみ新白河にも停まりますが、それ以外は表の通りです。このことから、仙台までなら「はやぶさ」ではなく、「やまびこ」を利用しても良いと思います。仙台止まりの列車はつばさ号との連結ありと連結なしで異なります。連結無しの場合はほぼ各駅停車ですが、白石蔵王に停車するのは半々です。また一部には小山・那須塩原を通過するものもあります。そして連結アリの場合は通過する駅が多いです。特に124・131号は上野と宇都宮も通過してしまいます。新白河に停車するのは151号のみです。また連結アリのダイヤにもかかわらず連結しない列車もあります。その他のやまびこ号は291号が那須塩原発、293号(平日)は郡山発、290号は郡山止まりです。

 やまびこ号に使われる車両はE5系やE2系です。はやぶさ号より時間はもちろんかかりますが、自由席もあるので、はやぶさ号より安く乗ることが出来ます。

4.なすの

 東北新幹線の各駅停車タイプの列車です。ですが、東北新幹線は速さ別と言うより行き先別で列車名が決められているのでやまびこ号の各駅停車タイプとあまり変わりありません。

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 基本的に那須塩原止まりですが、一部列車は郡山まで行きます。また252号は小山発です。基本的に栃木県から首都圏に通勤する需要が大きい、朝夕に運転されます。

5.つばさ

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 ほとんどのつばさ号は福島までやまびこ号と併結します。臨時列車など一部は全車指定席として単独で東京ー山形/新庄間を結ぶものもあります。つばさ号は山形行きと新庄行きが半々くらいに分かれます。新庄行きのつばさ号は高畠・赤湯・かみのやま温泉にすべて停車するものもあれば高畠は通過、あるいは3駅全て通過する列車もあります。山形行きも高畠には停車しない列車はありますが、他2駅は停車します。どの列車でも東京ー山形は約2時間45分です。この時間だと飛行機には勝てそうです。171号だけは山形始発新庄行きの山形県内完結の列車です。

 山形新幹線は数年後にE7系という新しい車両が導入されたり、福島駅の改良が行われたりするなど、今後さらに発展が見込まれそうです。また、実現するかどうかは分かりませんが、新庄から酒田まで延伸させてほしいという案や計画はあるそうです。

6.こまち

 こまち号は東京から秋田までを結ぶ新幹線で、盛岡からは在来線を走ります。

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 盛岡までははやぶさ号と併結するため、省略します。最速達列車は朝一番に秋田を出る6号と、秋田行きの最終である45号です。4時間ほどで結びます。それ以外の列車は田沢湖・角館・大曲には必ず停車し、雫石にも停車するものもあります。上の表だけ見ると各駅停車に見えますが、実際には田沢湖線にはもっと駅があるため、普通の在来線特急のような感覚です。秋田は飛行機と新幹線の需要が半々になりそうな区間です。実際、秋田空港も地方空港の中では規模も大きいほうだと思います。

 

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