高輪ゲートウェイに行ってきた!【なぜできた?駅名はどう決まった?今後は?】

 昨日、高輪ゲートウェイ駅に行ってきました。多分高輪ゲートウェイに関してはニュースや他のブログでもさんざん紹介されていると思うので、もう飽きた方もいらっしゃるかもしれませんが、高輪ゲートウェイ駅が出来た経緯やこれからの展望などもまとめていますので、読んでいただければ嬉しいです。

 

1.なんで駅ができたの?

 そもそもなぜ駅がたのでしょうか。その周辺に需要があったのか、また駅を作るスペース何かあったのか。結論から言うと、需要はなく、これから作り出すのです。また駅を作るスペースはJR東日本が自ら作り出したのです。どういうことなのか、説明しましょう。

  まず、高輪という地に駅が出来た理由としては、後述する車両基地云々の話もありますが、それ以前に品川に近いことがあげられます。品川というのは2027年に開業を目指すリニア中央新幹線の起点でもあり、羽田空港からのアクセスも良いです。そういった中で世界に向けた文化の発信地、また交流の場所として相応しかったのです。そしてJR東日本はこの高輪を含めた田町~品川までの地に新しく世界に向けた文化の発信地、また交流の街を作ることにしたのです。再開発のコンセプトは「グローバルゲートウェイ品川」です。グローバル=世界の、ゲートウェイ=玄関(発信地)ということですね。つまり、高輪ゲートウェイ駅は街づくりの中の一部なのです。駅を先行開業させることで宣伝効果につながるのだと思います。では街はいつできるのか。JR東日本によると2024年の街びらきを目指しています。

 このようなプロジェクトのもとで、再開発するというのは分かりました。ではそのスペースはどこにあるのか。もともと高輪ゲートウェイ周辺は田町車両センターというものがありました。簡単に言うと車庫です。しかし、車両基地に置いておくような列車は減り(昔は寝台特急なども置かれていました)、東京の地価は上がり、そんなど真ん中に車両基地を置くより再開発して不動産収入を得た(再開発する)ほうが儲かるということになりました。上野東京ラインは東京や上野での折り返し時間を短縮するというような狙いもありましたが、郊外の車両基地に列車を置くという狙いもあったのだと思います。そうすることで田町車両センターに置いておく車両が減る、つまり縮小できる、すると広大な土地が生まれるということに繋がります。

 

2.駅名はどう決まった?

 皆さんは高輪ゲートウェイという駅名についてどう思われますか?決まった当初は賛否両論ありましたが、個人的にはまぁいいんじゃないですか。あの駅名にしたことで多くの人から注目を集めたことは事実ですし、宣伝効果にはなったと思います。

 ではどのようにして駅名は決められたのか。20186月にJR東日本が公募しました。そこでは13228種類の駅名が寄せられました。応募数が最も多かったのは「高輪」2位は「芝浦」3位は「芝浜」と続きます。では正式な駅名となった「高輪ゲートウェイ」は何番目だったのか。130です、36の応募がありました。これに対し、公募した意味があるのか、とかダサい、とか高輪で止めるべきだ、とか批判が続出しました。それでもこの駅名にしたことには2つの理由があるとしています。1つ目は近くには江戸の玄関口として重要だった高輪大木戸があったからです。玄関口/高輪大木戸=ゲートウェイということです。理由の二つ目には先ほど説明した再開発プロジェクトのコンセプトが「グローバルゲートウェイ品川」と名付けられているからです。そのゲートウェイと地名の高輪をくっ付けて高輪ゲートウェイにしたということです。

 

3.内装・外装を一気に紹介

 内装や外装を紹介する前に駅の基本情報を紹介します。まず、設計は建築家の隈研吾氏。新国立競技場の設計を手掛けたことは有名ですが、鉄道関係だとJR東日本の豪華クルーズトレイン、トランスイート四季島を手掛けました。ホームは2面4線、山手線と京浜東北線の全ての列車が停車します。

駅には「TOUCH TO GO」という最先端のコンビニがあります。ここは無人店舗でキャッシュレスのみの取り扱いとなっています

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色々話題になった明朝体の駅名の案内板

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駅の案内板も何だか最新な感じがします笑

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駅の改札階には映像が流れるものもあります。

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またそちら側から外を見ると東京車両センター田町センターが望めます。またそちら側に向けたベンチもあります。

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ホームは1,2番線は山手線、3,4番線は京浜東北線です。また4番線のすぐ外側には上野東京ライン北行きが通っています。

改札にも最新の技術が使われています。

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タッチする部分が斜めになっていますよね。このような形にすることで小さい子供や車椅子に乗られている方もラクラクタッチすることができるのです。

そして外観はこんな感じです。

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手前の橋は将来的にはこちら側にも改札口ができる証です。

ちなみに筆者のベストショットはこちらです笑

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4.高輪ゲートウェイ駅のこれから

 先ほども言った通り高輪ゲートウェイ駅は暫定開業させただけです。街ができるのは2024年。では街はいったいどのようになるのでしょうか。JR東日本の素案を見ていただくのが一番(読んでいてワクワクしました)ですが、簡単に説明します。


 今回開発するエリアは田町から品川までの広範囲にわたります。その中にに7つの高層ビルや施設を建てるようです。田町側から1~4街区、区域5、6に分けられます。ゲートウェイ駅前が3街区、4街区になります。区域5と6は将来構想となっているため、2024年にはまだ完成していないと思います。

 まずメインとなるのは駅の正面の4街区です。ここには北棟と南棟の二つの高層ビルが建てられます。地上30階、地下3階建てだそうです。低層は商業エリアに、高層は業務(多分オフィス?)エリアになる予定です。また南棟の最高層には国際水準の宿泊施設が入り、北棟の最上階にはレストランが入る予定です。

 3街区には地上31階、地下5階の高層ビルが建てられる予定です。こちらも4街区と似ており、低層に商業エリアそれより上は業務エリアになるようです。

 2街区は地上6階、地下4階の上から見ると楕円形の低層ビルになります。こちらは文化創造施設となっており、文化発信できるようなホールやラボができる予定です。

 1街区は地上45階地下3階という再開発エリアで最も高いビルになる予定です。上層は国際水準の居住エリア、それより下は一般の住宅となる予定です。外国人ビジネスワーカー向けだと思います。このビルの低層にはインターナショナルスクールや多言語対応の子育て支援施設ができる予定です。

 

 このように高輪ゲートウェイ駅周辺はこれから街が出来上がります。その周辺がどのように変わっていくのか楽しみでもあります。